2007年07月12日

「たまごかけごはん専用たまご」なるものが好調です。

「たまごかけごはん専用たまご」なるものが好調です。
たまごかけごはんブームによる、専用醤油の売れ行きと同調しています。
ひところほどの勢いはさすがになくなりましたが定着しているのは事実です。
色々なメーカーから色々な醤油がでましたが、
今度は卵本来での商品開発が活発化されています。

「たまごかけごはん専用たまご」とは、いわゆる商品名みたいなもので、
関係機関でまた業界で定義があるものではありません。
販売側がそう表示して販売しているにすぎませんが、大きく分けて2つに分類できます。
「とても新鮮な生食卵」と「加熱加工した半熟卵」です。

本来、「たまごかけごはん」と言えば「生たまご」ですよね。
でも最近の若い人には、卵は生で食べられない・・・生で食べれる卵は特殊な卵と
信じ込んでいる人が本当にたくさん存在するのです。
また、若い主婦、特に小さいお子さんを持つ主婦層が読む雑誌に、
「生たまご」はあまりよくない的な記事があったりもします。

また、好みの問題で「生たまごは嫌い」「できれば食べたくない」という人もいます。
意外にも黄身の生は大丈夫だけど、白身の生は絶対だめ!なんて人がいるのです。

そこで、最近好調な売れ行きをしている「たまごかけごはん専用たまご」は、
「加熱加工した半熟卵」いわゆる温泉卵が多いのです。
普通の温泉卵の加熱時間を短縮して半熟度合いを緩くしたものが多いようです。
温泉卵と住み分けさせることも目的でしょうが、やっぱりご飯に絡む具合は、
温泉卵と同じ茹で時間では物が相当違います。このあたり、各社よく研究されていますね。

「たまごかけごはん」の卵は
絶対に生だ!と言う人、加熱卵でもいいよ!、過熱卵しか食べれません!と並ぶと、
販売数が多くなるのは加熱卵になりますよね。

加熱殺菌と言う点からもこの商品は理にかなっています。

投稿者 Melody : 11:54